授業・履修情報

2008年度シラバス

高等教育論(2)~大学教育と学生~

開講予定夏学期 土曜 13:10~14:50
担当教員金子 元久
授業の目的いうまでもなく、大学は学生を対象として教育をおこなうところである。しかしその「教育」とはいったい何か、現在の学生は何を目的に大学に入学し、どう行動し、そしてどのように社会に入っていくのか。その中で焦点とされる教養教育はどう変わるべきなのか。この授業ではそうした問題に対して基本的な考え方を養うことを目標とする。
内容担当教員のほか、二人の専門家の参加を得て、三つの内容で行う。
大学教育と学生:金子元久
大学教育の理論:絹川正吉(国際基督教大学名誉教授)
大学教育としごとの世界:大久保幸夫(リクルート・ワークス研究所長)
成績評価セクションAとセクションCについては試験。
セクションBについてはレポート(A4で5枚程度)。
参考文献金子元久『大学の教育力』筑摩書房、2007年
絹川正吉『大学教育の思想―学士課程教育のデザイン』東信堂、2006年
大久保幸夫『大卒無業』東洋経済新報社、2002年
ほかに授業中に指示する。

 

授業予定

4/12A.大学教育と学生 (1)大学教育の歴史金子
4/19A.大学教育と学生 (2)大学生と大学教育金子
4/26A.大学教育と学生 (3)大学教育と能力金子
5/10A.大学教育と学生 (4)改革の方向金子
5/17試験 
5/24休講(日本高等教育学会) 
5/31B.大学教育の理論 (1)絹川
6/7休講(大学教育学会) 
6/14B.大学教育の理論 (2)絹川
6/21C.大学教育としごと (1)大久保
6/28C.大学教育としごと (2)大久保
7/5C.大学教育としごと (3)大久保
7/12C.大学教育としごと (4)大久保
7/19試験