授業・履修情報

2009年度シラバス

高等教育調査の方法と解析(1)

開講予定 夏学期 月曜 18:00~19:40
担当教員 浦田 広朗
授業の目的  高等教育に関する量的調査によるデータを、統計ソフトや表計算ソフトを用いて体系的に分析する方法を学ぶ。高等教育の全てが量的調査によって把握できるわけではないが、量的調査で把握できる世界の広がりを実感していただきたい。
内容

1. イントロダクション

2. 社会調査の実際

3. 度数分布

4. 分布の把握

5. クロス集計

6. カイ二乗検定

7. 統計的推定

8. 平均の差の検定

9. 分散分析

10. 相関分析

11. 回帰分析

12. ロジスティック回帰分析

13. 判別分析

14. クラスター分析

15. 成果報告

成績評価  分析方法の習得度を「成果報告」にもとづいて評価する。その比重は50%。残り50%は、平常の授業への参加度・取組度。
参考文献

 西平重喜『統計調査法(改訂版)』培風館、1985年

 P.G.ホエール、浅井・村上訳『初等統計学』培風館、1981年

 宮川公男『基本統計学』有斐閣、1999年

 G.W.ボーンシュテット、D・ノーキ、海野・中村監訳『社会統計学』ハーベスト社、1990年

 岩井紀子・保田時男『調査データ分析の基礎』有斐閣、2007年

 秋川卓也『文系のためのSPSS超入門(新装版)』プレアデス出版、2007年

 渡辺美智子・神田智弘『実践ワークショップExcel徹底活用 統計データ分析(改訂新版)』秀和システム、2008年