授業・履修情報

2010年度シラバス

大学経営・政策各論(3)

開講予定夏学期 土曜 15:00~16:40
担当教員両角亜希子
授業の目的 大学経営・政策各論(3)は、おもに大学事務職員論、大学の組織と戦略的経営について、基本的な知識を習得するとともに、その現代的な課題について各自の問題意識を発展させることを目的とする。
内容

 具体的な内容は、以下の授業予定の通り。担当講師のほかに、ゲストスピーカーによる特別講義も予定している。

 

授業予定

4/10大学職員論  (1)大学職員のプロフィール 
4/17         (2)アメリカの大学職員 
4/24          (3)学生発表1 
5/1           (4)学生発表2 
5/8         (5)学生発表3 
5/15         (6)大学職員の将来課題 
5/22 ●試験(第1回~第6回の内容から出題) 
5/29    (休講:高等教育学会) 
6/5  特別講義1  私立大学の職員論―日本福祉大学の事例(篠田道夫) 
6/12  特別講義2  国立大学の職員論―東京大学の事例(鈴木敏之) 
6/19組織・経営  (1)設置形態・ガバナンス―日本 
6/26         (2)設置形態・ガバナンス―国際的動向 
7/3           (3)戦略的経営―アメリカ 
7/10                      (4)戦略的経営―日本 
7/17 ●試験(第11回~第14回の内容から出題)

 

 

 

第3回~第5回までの進め方

・アメリカの大学職員専門職について、10グループに分かれて、パワーポイントで発表してもらう。ファイルは1グループで1ファイルにして、当日の朝10時までに、担当講師とコース事務室の両方にメールを送ること。

・単位取得を希望する者は、必ずどこかのグループに入ること。大学職員の方はできるだけ自分の仕事に近い内容のグループを選ぶことが望ましい。初回に、グループを決定する。

・持ち時間は、1グループ30分(発表20分、質疑10分)。

・下の章番号は、参考文献の章番号に相当する。この資料のほか、各専門職団体のホームページをもとに調べる。

 

4月24日

 1:Academic Advising - Ch.2

 2:International Student Affairs - Ch.6

 3:Student Life and Development - CH.9

5月1日

 4:Institutional Advancement - Ch.3

 5:Information Technology - Ch.4

 6:Human Resources - Ch.5

5月8日

 7:Enrollment Management - Ch.7

 8:Budget and Planning - Ch.8

 9:Academic Business Affairs - Ch.10→希望者なし

 10:Institutional Research - Ch.11

参考文献

 講義の際に指示するが、第3回~第5回に用いる文献(初回にコピー配付)は下記。

 ・New Directions for Higher Education Volume 2000, Issue 111 (October, 2000) Jossey-Bass

  Understanding the Work and Career Paths of Midlevel Administrators

  Linda K. Johnsrud(Editor), Vicki J. Rosser(Editor)

  ISBN: 978-0-7879-5435-2

成績評価

  以下の基準で評価を行う。

 授業での発表 20%

 試験2回 80%(1回40%ずつ)

 *仕事の都合等で、試験の日にどうしても出席できない場合は、追試を行うので事前にメールで申し出るように。ただし、公平性の観点から、採点は厳しく行う。