講義題目 | 高等教育調査の方法と解析(1) |
開講予定 | S1 S2 集中講義 |
担当教員 | 大多和 直樹 |
授業の到達目標及びテーマ | 社会調査の基礎を身につけることを目標とする。修士論文等の際に自ら調査を企画・実施し、データ分析まで行えるよう、一通り調査の各プロセスについて把握する。調査を身につけるにあたっては、技術的・知識的な側面にとどまらず、思考のあり方や調査に臨む際の態度などの側面もまた重要になる。授業では、実際に既存数量的データの二次分析(エクセル統計等を利用)を演習的に行う中で、そうした部分をも体得することを目指す。 |
授業の方法 | 社会調査・統計分析の基礎を理論的に学んだ後、ミニ演習(既存調査データの二次分析)を行う。 |
教科書 | 篠原清夫・清水強志・榎本環・大矢根淳『社会調査の基礎』弘文堂 2010 |
参考書 | 高根正昭『創造の方法学』講談社 1979 |
履修上の注意 | 最初から最後まで通して参加できる学生に限る。 |
授業計画 | 1. オリエンテーション:本授業の構成、調査とは何か 2. 問いから仮説へ 3. 調査票の作り方と実際 4. 因果関係を検証する① クロス表 5. ②三重クロス表:エラボレーション サンプリングについて 6. カイ二乗検定 7. 問いと仮説の発表会 8. 分析① 9. 分析② 中間発表 10. 分析③ +ストーリー作り 11. 表・パワーポイント作成 12. 発表会 |