授業・履修情報

2018年度シラバス

高等教育調査の方法と解析(1)

  

講義題目
 高等教育調査の方法と解析(1)

開講予定

 S1 S2 集中講義
担当教員
 大多和 直樹
授業の到達目標及びテーマ

 社会調査の基礎を身につけることを目標とする。修士論文等の際に自ら調査を企画・実施し、データ分析まで行えるよう、一通り調査の各プロセスについて把握する。調査を身につけるにあたっては、技術的・知識的な側面にとどまらず、思考のあり方や調査に臨む際の態度などの側面もまた重要になる。授業では、実際に既存数量的データの二次分析(エクセル統計等を利用)を演習的に行う中で、そうした部分をも体得することを目指す。

授業の方法

 社会調査・統計分析の基礎を理論的に学んだ後、ミニ演習(既存調査データの二次分析)を行う。

教科書

 篠原清夫・清水強志・榎本環・大矢根淳『社会調査の基礎』弘文堂 2010

参考書
 高根正昭『創造の方法学』講談社 1979
履修上の注意

 最初から最後まで通して参加できる学生に限る。

授業計画

 1. オリエンテーション:本授業の構成、調査とは何か

 2. 問いから仮説へ

 3. 調査票の作り方と実際

 4. 因果関係を検証する クロス表

 5. 三重クロス表:エラボレーション

 サンプリングについて

 6. カイ二乗検定

 7. 問いと仮説の発表会

 8. 分析

 9. 分析
    中間発表

   10.分析 +ストーリー作り

 11.表・パワーポイント作成

 12.発表会

〈ミニ演習〉

 13.ミニ演習 1

 14.ミニ演習 2

 15.ミニ演習   3