大学の理念に関わる著作をできるだけ多読し、この150年において大学というものがどのように議論されてきたか、基本的な視点や特徴を理解し、自身の大学観との対話を目指す。
①導入
② 19世紀の大学論:ニューマン1983『大学で何を学ぶか』大修館①
③ 19世紀の大学論:ニューマン1983『大学で何を学ぶか』大修館②
※ニューマンの時代のイギリスの大学を知るには下記を参照
サンダーソン(安原義仁訳)2003『イギリスの大学改革1809-1914』玉川大学出版部
※イギリスにおける大学論としては下記も参照
ミル(竹内一誠訳)2011『大学教育について』岩波書店
④ドイツの大学論:カント2002『諸学部の争い』岩波書店
フンボルト的大学とは:潮木守一2008『フンボルト理念の終焉?』東信堂
※戦後すぐのドイツの大学論を考えるには下記を参照
ヤスパース(福井一光訳)1999『大学の理念』理想社
⑤20世紀初頭の大学論:オルテガ1996『大学の使命』玉川大学出版部
⑥20世紀初頭の大学論:フレクスナー2005『大学論-アメリカ・イギリス・ドイツ』玉川大学出版部
※アメリカの大学の歴史を概観するには下記を参照
中山茂1988『アメリカの大学』リクルート出版
⑦戦後アメリカの大学論:ボック「アメリカの高等教育」玉川大学出版部①
⑧ボック「アメリカの高等教育」玉川大学出版部②
⑨最終レポート案についてGWによる提示と意見交換
⑩現代の大学論:ペリカン1996『大学とは何か』法政大学出版局①
⑪現代の大学論:ペリカン1996『大学とは何か』法政大学出版局②
⑫現代の大学論:リースマン2017『反教養の理論』法政大学出版局①
⑬現代の大学論:リースマン2017『反教養の理論』法政大学出版局②