授業・履修情報

2020年度シラバス

高等教育政策論

土曜 13:00-14:45 ZOOM(毎週変える、google classroomで案内)

 

担当

              講師:両角 亜希子

       石橋 晶(非常勤講師、文化庁文化資源活用課文化遺産国際協力室長)

       松坂 浩史(非常勤講師、日本スポーツ振興センター 理事、

             元文部科学省高等教育局・私学行政課長

       合田 哲雄(ゲスト講師、文部科学省 科学技術・学術総括官)

       阿曽沼明裕(ゲスト講師、名古屋大学大学院教育発達科学研究科 教授)

    TA:   高木航平、西健太郎

 

 

授業の目的・ねらい 

  この授業では、日本の高等教育の法制度、大学政策の形成メカニズム学んだ上で、いくつかの近年の大学政策を取り上げて、その内容を理解・検討・議論する機会を通して、現行の高等教育政策を理解するとともに、高等教育政策を批判的に考察する力や大学現場からの提案力などを養うことを目的とする。

 

 

講義日程と内容 

 以下の内容を予定している。内容は大きく、法制度の概説(松坂)、政策の形成メカニズム(合田)、学術政策(阿曽沼)、具体事例を通じた大学政策の検討(石橋・両角)の4つのパートに分かれる。

 いずれもリアルタイム配信型の授業で行う予定。また、ブレイクアウトセッション以外のパートについては録画を行い、google classroomにアップするので、欠席した場合や復習に活用してもらいたい。 

 

 

 課題A、課題Bについては、それぞれ、926日、1024日の授業で詳しく説明する。

1017日、117日は個人作業を持ち寄って、班別討議+全体討議というスタイルで進めるが、事前に提出してもらう、課題A、課題Bの内容によって、講師から発表をお願いすることもあるので、もし頼まれたらぜひお願いしたい。 

 

12/261/9の授業では、学生はいずれかの回で、一つの政策課題(授業で扱っていないテーマも含めて、高等教育政策・学術政策であればなんでもOK)を選び、それをめぐる背景を整理し、どのような政策を行いたいのか、エビデンスも含めて発表してもらう、いわば政策コンテストを行う。発表時間等は履修人数によるので、詳細は授業の中で説明する。 

 

最終レポートは、その発表内容を言語化してもらうもので、締め切りは124日(日)。分量は自由だが、A445枚くらいを想定している。ポンチ絵もあわせて提出してもらう。 

 

教科書・参考書 

 とくに用いないが、その都度、必要な文献を紹介する。

 

 高等教育政策を理解するうえで有益と思われる論稿セットをgoogle classroomにアップしておく。まずは昨年の授業で配布したものをアップしておくが、適宜、追加する。  

 

成績評価 

予習等の準備状況(課題の提出状況や内容)、並びにそれを踏まえた授業時のディスカッションへの参加度合や議論の内容、最終レポートを総合的に判断して行う。 

 

 毎回の授業後にリフレクションシートを提出してもらうが、これは基本的には成績評価には含めないので、あまり時間をかけ過ぎず、気楽に書いてもらいたい(とても良い内容で、授業全体に貢献したと判断した場合にプラス評価のみで用いる)。リフレクションシートは基本的には全員に共有を前提とするが、内容によって、共有不可にしたい場合もあるだろうから、その場合は、ファイル名にそれを明記すれば共有しない。

 

 以上